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夫を喪くし、人生を終おうという歳。妻でも母でも祖母でもなく、老いた今こそ「自分」を咲かせる高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめた、たったひとりのおなご−−野村望東尼(ぼうとうに)を活写する傑作時代長編!「わしら同志じゃけぇな。同志ん中でも、最上の同志じゃけぇ」開国から維新へと向かう幕末の動乱機。筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し「望東尼」という名を授かる。不甲斐ない息子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京都に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。勤王の志士と語らい、内にある政(まつりごと)への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える高杉晋作との出会いが訪れる。きみがなき あとよりかれし秋草は 生きかへりきて 花さへぞさく
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出版社からのコメント
夫を喪くし、人生を終おうという歳。妻でも母でも祖母でもなく、老いた今こそ「自分」を咲かせる高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめた、たったひとりのおなご−−野村望東尼(ぼうとうに)を活写する傑作時代長編!「わしら同志じゃけぇな。同志ん中でも、最上の同志じゃけぇ」開国から維新へと向かう幕末の動乱機。筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し「望東尼」という名を授かる。不甲斐ない息子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京都に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。勤王の志士と語らい、内にある政(まつりごと)への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える高杉晋作との出会いが訪れる。きみがなき あとよりかれし秋草は 生きかへりきて 花さへぞさく